2016年、シカゴの犯罪数が急増しました。
CNNニュースによると、殺人事件の数が前年比50%増以上だといいます。
(CNN) 米シカゴで2016年に発生した殺人事件の件数は762件と19年ぶりの高水準に達したことが4日までに分かった。警察が公開した情報で明らかになった。このほか、銃撃事件は3550件発生。銃撃による犠牲者は4331人に上る。
15年の殺人事件は480件だった。
声明によれば、警官に対する襲撃事件は約2倍に増えたという。ただし、具体的な数字には言及していない。
殺人事件の増加に対応する一環として、シカゴ警察は今年、人員増強を目指す考え。
悲観的な数字ばかりでもない。銃関連の逮捕は10%超増加した。押収した銃器の数も8300点と15年から20%増加した。
シカゴはここ数年凶悪犯罪が減り治安も安定していたのですが、再び悪化したのは残念ですね。
在シカゴ日本国領事館の海外安全情報によると、主要凶悪犯罪が全て増加しているというかなり心配になる状況。
シカゴ生活 防犯意識を高く保とう
もともと治安の悪かった南部、西部のほか、中心部でも犯罪発生数が伸びたみたい。
危ないところには徒歩はもちろん、車や公共機関でも行くことは避けたほうが懸命でしょう。
日本人も強盗事件で被害にあった方もいて、けん銃を突きつけられたみたいです。抵抗しなかったことから怪我はなかったようです。
シカゴ警察が人員増強をするみたいなので少しは良くなってくれたらいいですが、心配はおさまりません。
実際のところ、郊外だと特に危なくなったという印象はありませんが、注意することにこしたことはありません。安全意識は常に持っておきたいところです。
シカゴに来る方や在住者は領事館の「たびレジ」というのがあるので登録しておくほうがいいかもしれませんね。
最新の安全情報や、緊急時の連絡などが受け取ることができます。