今年の冬は暖かかったため、夏にティックっていうマダニが大発生する可能性があるみたい。ニュースでも注意喚起していました。
シカゴにはアウトドアショップもたくさんあって、森林浴やハイキング、外遊びで出かける人も多いので注意が必要ですよ、これは。
実際、私の身近でもマダニの被害者がでています。森や山に行くときは気をつけてくださいね。
ダニに噛まれるとライム病になる危険性
で、何が危ないかというと、マダニに噛まれたらライム病という病気にかかるかもしれないということ。
ライム病とは、全身に様々な症状を引き起こす危険な病気です。
高熱、頭痛、悪寒、関節痛から、神経症状、心疾患、関節炎などなど。
噛まれると赤い斑点が現われ、数日から数週間の潜伏期間を経て、症状が出始めます。放っておくと危険なのですぐに皮膚科に行きましょう。
歌手のアヴリル・ラヴィーンさんもライム病にかかったことがあり、かなり辛い思いをしたみたいです。
日本ではあまり知られてない病気ですが、欧州、北米では結構有名な病気なんです。
マダニが体についていないかしっかりチェック
マダニが潜んでいるのは草むらや藪。
また、野生の鹿などにもマダニがくっついています。シカゴにも野生の鹿がいますが、むやみやたらに近づかないほうがいいですね。
キャンプや山にハイキングに行った後はしっかりと体をチェックしましょう。家にいるようなダニは目に見えませんが、マダニは大きいので肉眼でも見えます。
こんなやつですね。
脇の下や、頭皮の生え際、指の間などの柔らかい皮膚で見えにくいところに隠れているのでしっかり探さないと見つかりにくいです。
マダニは1週間ほど皮膚に刺さったまま血を吸い続けることもあり、見つけられないと感染症の危険性も高まります。
息子はボーイスカウトに参加しているのですが、その隊長さんも噛まれてしまいました。今年は特に、山や森に入るときは長袖を着るなどしっかり対策をとりましょうね。
マダニに噛まれたら
いったん噛まれると、なかなか取れないのがマダニ。ピンセットなどで力任せに引っ張るとマダニの体の一部が体内に残ったりして感染症の恐れも高まります。
ピンセットではなく、アルコールやワセリン、虫除けスプレーなどを塗った綿棒をマダニにつけてマダニが自然に剥がれるのを待つのが理想です。
取れなければ病院でとってもらいましょう。
私もこのニュースを聞いて、体にマダニがいないかチェックしていたところ、黒い小さなマダニらしきものを発見。
慌てふためき一生懸命つめでカリカリいじくって、やっとこさ取れたら、ただの新しく出来たホクロでした。
実際、ホクロとマダニってよく似ているんですよ。
今回は大丈夫でしたが、気をつけるのに越したことはない。
このホクロ事件があったのでマダニについて調べた次第です。
以上!