子どもはほっておいても大きくなります。衣食住さえあれば勝手に育ちます。
それでも親たるもの、子どもには立派に育ってもらいたい。自分で考える力をつけ、社会に出て活躍してしてもらいたい。あわよくば、年老いた私を支えてもらいたいなんて考えますよね。
となれば教育しかない。
子どもの考える力を伸ばすコツ
教育といえば、アメリカの学校は、自分の意見を持つことを重視してて、自分で考える力が育ちやすい環境にあります。私の子供達もガンガン自己主張します。
私は日本で育ったので、自分の意見を求められてもそりゃもうたじたじ。自己表現なんかしなくても高校まで卒業できましたから。大人になってアメリカに来てどれだけ苦労したものか。
子ども達はアメリカの学校で育っているので自分の意見を持つことが出来ますが、物事を自分のアタマで考え問題を解決する思考力などもどんどん養ってほしい。
そのためには、家庭でのコミュニケーションが大事だということが調べているとわかりました。私が取り組みたい家庭での子どもの考える力を伸ばす簡単なコツをまとめたので紹介します。
①質問をする
普通は質問されることではじめて考え出しますね。ということで、こどもにどんどん質問しましょう。まずは答えやすい質問から慣らすのがいいみたい。
簡単なのは、5W1Hの「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どうやって(when,where,who,what,why,how)」を意識することですね。最初は、「いつ、どこで誰が何をしたのか」等の簡単に答えられる質問をして、徐々に考えさせる「なぜ、どうやったらいい」などの質問をする。
この質問がけを日ごろから続けていくことで子どもが自ら考える習慣がつくらしい。なるほど。
親が質問を続けていくと、子どもたちも質問の仕方を覚えて、疑問に思ったことに対して自ら考え出すことができますね。そう、それが狙いだ。
②いろんな体験をさせる
考えるためにはいろんなところに行き、体験させ多種多様な世界があることを知るのも大事。海や山などの自然体験でもいいし、遊園地や博物館、工場見学やいろんなスポーツでもいいですね。
多面的な体験から得た考え方や知識、失敗などが多いほど、何か問題が起こったときに豊かな発想で解決に導くことができるんです。
とくに印象に残ったものや興味のあるものがでてきた場合、子ども達の考える力が一気に伸びることが期待できます。
③読書
読書もまた、思考力を伸ばすのにとても役立ちます。体験と同じく、読書も多くの情報をインプットすることが思考力の基礎になります。
ただ読書をするだけではなく、読書の感想などを聞いてみたり、話し合ったりすることで考える力が鍛えられますね。
いろんな物語を読むことで発想力がついたり、自分と違う考え方などにも読書をすることで出会えます。これは考えるきっかけになるでしょうね。
そのためにまずは読書の習慣。本を好きになってもらうことからはじめないとね。うちの下の子たちはまだ本より暴れまわるのが楽しいようですが。