息子がお友達に誘われてボーイスカウトをはじめました。
ボーイスカウトって聞いたことあるけど、「制服着てキャンプとかをよくしている子ども」ってイメージしかなかった私。
息子がやりたいというものだから、二つ返事でオーケーしたもののどんなものか気になったのでちょっと調べてみました。
シカゴ在住なのでもちろんアメリカのボーイスカウトです。
ボーイスカウトとは
ボーイスカウトはおよそ100年前イギリスで、ロバート・ベーデン- パウエル卿が島に子供たちを集めて実験キャンプを行ったことが由来だそうです。
目的はキャンプなどの様々な野外活動を通して子どもたちの探究心や好奇心を養うこと。
現在161 の国と地域で、約3,000万人が活動しており、これまでに2億5000万もの人がボーイスカウトとして活動してきました。
2015年には日本の山口県で世界大会も行われ、世界中から子どもたちや指導者が集まってキャンプ大会をしたんですって。皇太子様まで来られたみたいです。
アメリカではなんと、ビルゲイツやオバマ大統領、ハリソンフォードまでボーイスカウト経験者だそう。日本人では宇宙飛行士の野口さんもボーイスカウト経験者で今はボーイスカウトアンバサダーとして活動されています。
なんか思ったより良さげじゃない。
ボーイスカウトで必要なもの
先日、息子が初めてボーイスカウトのキャンプに参加してきました。
持ち物は、寝袋と着替え、メスキットを持って来なさいとのこと。メスキットとはなんぞや?息子はオスだぞと思いながら調べてみると、キャンプでよく見る食器セットのことでした。
寝袋は持っていたので、メスキットやらをアウトドア専門店「レイ」で買いにいきました。シカゴに住んで15年ですが、夫婦ともどもインドア派なので初めてこのお店に行きました。
アウトドア製品ならなんでも売っていますね。メスキットもおしゃれ~なのが売ってました。でもお値段が結構する。アルミ製品は高いです。
今回は初めてなのでプラスチック製にしました。こちらは大体12ドルくらい。
そして、制服も購入。ボーイスカウト専門店(617 E Golf Rd #101, Arlington Heights, IL 60005)があるのでそちらで購入します。おっこれぞボーイスカウト。
コレを着て息子はさっそうとボーイスカウトに出かけていきました。
初体験がてんこ盛り!とっても楽しかった模様
夕方、どんぐりの帽子で得意げに笛を鳴らしながら帰ってきました。
にやけた顔で満足げな表情。よほど楽しかったのか。弟、妹たちもうれしそうな兄を見て、なんともうらやましそう。
キャンプでは、自然観察をしたり、火の扱い方や料理を習ったりしてきたみたいです。初めてのキャンプだったので見るものすること全てが初体験、とっても楽しいと言ってました。
私は虫が嫌いなのでキャンプは小学生以来行ったことがありません。夫もアウトドアでワイルド系じゃないので我が家にアウトドア経験はなし。それでも息子がめいっぱい楽しんできたのを見ると、もっと小さい頃から行かせてあげればよかったと反省。
次の活動も息子は楽しみに待っています。
ただ今回、一つだけ失敗が。私が虫よけスプレーを持たせておらず、蚊に刺されまくって帰ってきました。ごめんねー。
気になる費用は?
ボーイスカウトはグループによって多少金額が違います。
息子の入ったグループは、年会費が100ドル。ここには、ボーイスカウトの本、シャツ、ワッペンなどが含まれます。
ボーイスカウトの活動費は、寄付を集めるファンドレージングをしながら作っていくようで、今回のキャンプにかかった費用は準備物を除くと食費代だけでした。
習い事としてはかなり経済的ですね。
自然体験の中で、好奇心や運動能力、思考力などが得られるボーイスカウトはなかなかおすすめです。
健全な青年に成長してくれたまえ息子よ。
それでは!